皆さんこんにちは。
ナチュラルリンク代表の片山美菜子です。
本日のテーマは、「違和感を分解する」です。
仕事をしたり、人と話したり、自分の行動だったり、
日常生活の中で、違和感を感じることってあると思います。
「なんかおかしいな」
「なんかしっくりこないな」
「素直に動けないな」
自分の気持ちが、自然に反応していない状態というか…。
この違和感を感じる力は、
男性よりも、感性型と言われる女性の方が強い気がします。
よく言う、夫の浮気をすぐ見抜く妻みたいな…(笑)
違和感の分解―
最近、
「違和感を感じる」と同時に、
その違和感を「自分なりに分解してみる」と、
そこに大きなヒントや発見があることに気づきました。
「違和感がある」ということは、
「このままじゃなくて、何かを変えないといけないよ」
というサインが出てる証拠。
そして、それを考えることによって、
「あぁ、そうか」
と自分の中で紐解けた時、視界が開けて、
また自信を持って行動していけるようになると思います。
答えは目の前にある―
以前の会社で営業をしている時、
お客様に自信を持って売れない時期がありました。
初めて営業でトップになった年の翌年だったのですが、
「去年は結果が出たのに、
今年は結果が出せないのはカッコ悪い。
だから絶対売らないと!」
という、半ば「変なプライド」と「見栄」で、
無理やり気持ちを奮い立たせて頑張っていたのですが、
どんどん売れなくなる悪循環。
ある時いきづまって、
何で自信を持って売れないのか、
この違和感について、考えてみました。
いきついた答えは、
「自分が数字だけを追っていたから」
自分の目標を達成する為に、という部分に、
偏り過ぎてしまっていたから。
自分の提案が、
お客様の業績が上がったり、
課題を解決するものに繋がっていなくて、
当然、提案に自信がないので、
あと一歩押せない。
肝心な時に、
後ろめたさというか、遠慮が出てしまっていたのでした。
当たり前のことなんですが、
自分が見えていなくて、
でもそこに気づいてからは、
ちゃんとお客様の話を聞いて、
自信を持って提案していけるように、
意識を変えていくことができ、
以前よりも、
結果が出るようになりました。
「これはお客様にとって必要だ!」
と自分が納得できると、
たとえお客様に断られても怖くなくなって、
逆に燃えるというか(笑)
熱意をもって営業ができるようになりました。
違和感と向きあう―
もしあの時、
違和感を感じても、無理やり押さえこんで営業をしていたら、
きっと泥沼にはまってしまってたと思います。
せっかくの「違和感」というサインを無視してしまうのは、
とてももったいないこと。
だから、もし皆さんの中でも、
今の仕事に違和感を感じることがあったり、
人間関係に違和感があったりしたら、
「それは何故なんだろう?」
と考えてみられると、
素敵なヒントが待っていると思います。
新たな発見があり、すっきりした気持ちで、
楽しく仕事ができるきっかけとして、
是非、試しにやって頂けたら嬉しいです。
今日も一日、私も楽しんで頑張ります。