今日は、
女性管理職育成や、女性社員がイキイキ働く会社になるために、
上司として「期待感」を与えることが大切だという話をしていきましょう。
「この上司のもとなら、きっと会社は変わっていくという期待感」を
持たせることは、特に女性にとってはとても大切なポイントです。
ほとんどの女性がある一定の時期から、
「仕事とプライベート」に関して悩みはじめます。
・この会社で長く働けるのか
・結婚しても働けるのか
・出産して復帰後も、育児と両立していけるのか
今すぐに変えられないことが多いのは分かっていても、
これから先会社が変わっていくだろうという期待感があるかないかで、
女性社員がある時期を境に頑張れるかどうかが左右されます。
前職の実体験
前職で仕事にある程度慣れてきた3年目の頃、私の中で色々な思いが生まれるようになりました。
・会社で暗黙のうちに決まっている営業のやり方を改善したい
・こうしたらもっとみんなの成果も上がるんじゃないか
・報告書はここを簡素化すれば、手間も省けて見やすいんじゃないか
など、どれも日々営業をする中で生まれてきたものでした。
絶対変えた方がいい!と
思い立ったら止まらない性格の私は、早速上司に伝えたのですが、
周囲を巻き込むことも多くすぐには変えられませんでした。
数日後、
「会社全体のこともあるから、この前言っていたこと全てを今すぐに変えることはできない。
でも、この部分なら変えられるだろうから、一度ここに関して自分の思うようにやってみなさい。」
と上司から言われ、自分なりに動いてみました。
案の定、想定していたこととは違って、すぐにはうまくいかないことも多かったですが、
動く中であらたに見えたことも多く、その後の自分のモチベーションにもなりました。
もしあの時、
「今までやっていた会社のやり方があるからそれは駄目だ。」
「わかるけどそれは難しい、無理だ」
と一喝されていたら、私のモチベーションは大きく下がっていたと思います。
すぐには変わらなくても、会社は良い方向に変わっていくと思えるからこそアイデアが出る、
そしてそこに対して少しでも変えられる希望が、長く働くモチベーションになるのです。
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人事Gate「会社を成長させる女性社員の長期戦力化”13の秘策”」
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