大企業の方が女性が活躍できるのか?ー
仕事柄、大企業の女性の皆さんとも、ベンチャー企業や中小企業の皆さんとも、幅広く色々 なお話を
お聞きする機会があります。
世間一般的には、大企業の方が、女性が活躍できると思われている風潮がありますが、お話を聞いていると、
必ずしもそうではないと感じます。
確かに大企業の方が、福利厚生が整っています。
短時間勤務ができる期間が長かったり、金銭面で手当も多かったりと、安心して働き続けら
る環境はあります。そして最近は、出産を機に退職される方も、以前と比べるとかなり減った
という印象を受けます。 ただ、それで万々歳かというとそうではありません。
・時短勤務になると、周囲より働く時間が短くなり、必然的にパートができる仕事中心に なってしまった。
昇進も見込めず、モチベーションが上がらない。
・上司に働き方の変革を呼びかけても、前例がないのでなかなか実行できない
・夫が転勤が多い仕事についているので、そのうち自分は仕事を辞めないといけない
大企業は、福利厚生が整っていて、安心して働き続けられますが、 一方で、個々に柔軟に対応できる状況
ではないというデメリットもあります。
ですので、「両立はできるが、一時的に仕事のやりがいを諦めざるを得ない」という部分で、
葛藤されている女性は多いです。もちろん、本人の意欲に応じて、上司も女性に仕事の チャンスを
与えていかれるとは思いますが、忙しい職場だとコミュニケーションが十分にとれず、すり合わせ
できていない部署も多いです。
また1人をOKしてしまうと、皆に示しがつかなくなるので、どうしても会社規定の中でしか決定できない。
よほど社長が大きな転換をしない限り、変えられない部分があるのも事実です。
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人事Gate「女性活躍推進のウソホント」
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