友人からの言葉

こんにちは。2回目の登場になりますレアです。
今日は立春。暦のうえでは春ですが、まだまだ寒い日が続きそうですね。

私は学生時代カナダに留学していました。
そこは冬はマイナス40度にもなる内陸部。

私の滞在期間中はマイナス20度までしか体験できませんでしたが、
それでも、それはそれは寒うございました。

何よりいつ空を見上げても太陽が出ておらず、
教室には雪の重みで割れないようにと窓が一つもりませんでした。
基本ポジティブ思考の私も、さすがに原因不明の気分の落ち込みに襲われたりしました。
 
なので、カラッと空気が引き締まり、
澄んだブルーが空を覆う日本の冬がこの上なく愛おしく思えます。

 

友人からの言葉

 

 
さてさて、空の話題が出たので大学受験の頃のエピソードを一つシェアしたいと思います。

 
仲良しのKちゃんと私は高校時代、毎日一緒に図書館に通い勉強した仲でした。

ともに志望校が同じで、切磋琢磨しながら受験勉強に励んでいましたが、
残念ながら結果は二人揃って不合格。

私は親の進めもあり滑り止めの大学へ、Kちゃんは意志を貫き浪人生活へ。

 
私が地元を離れる日、予備校の入学試験で
見送りに来れなかったKちゃんから、一通のFAXが届きました。
(お互い携帯電話を持っていなかった時代です(笑))。
 
内容は、初めての一人暮らし、淋しくなったら空を見上げようというもの。
私が見た雲は、数時間後にはレアちゃんの頭上にあって、
どんなに離れていても見ている空は同じだよと。

 
志望大学に落ちた上、再チャレンジもしない自分に
自信を失いかけていた頃の言葉です。

私は一人ではない、別の道を選んでも繋がっているし、
一緒にチャレンジしているんだと本当に勇気をもらいました。

 

みんなと繋がれる「空」

 
それからは、ピンチの時、淋しい時、悩ましい時はいつも空を見上げます。

ある時は両親と繋がっている空、
ある時は彼氏と繋がっている空、
ある時は親友と繋がっている空、
ある時は過去や未来と繋がっている空。
 
カナダの空をよく覚えているのも、あの時のKちゃんの言葉のおかげかな。
ちなみにKちゃんは無事、志望大学に合格しました。

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