皆さんこんにちは。ナチュラルリンク代表の片山です。
いつもエッセーをお読み頂きありがとうございます。
今回のテーマは「できない」と言わないこと。
ちょっと体育会的な言葉かもしれないですね(笑)
でも、とても大切なことだと思います。
私は、以前の会社で同期だった前本専務と
会社を立ち上げました。
(彼女もエッセーを書いていますので、是非バックナンバーをご覧ください)
新入社員の時から3年間、一番仲の良い同期で、
彼女は私よりも2年半早く会社をやめているので、
一緒に仕事をするのはそれ以来だったのですが、
彼女を見ていてびっくりすることの中の一つに、
「できない」と言わない。
ということがあります。
できる方法を考える―
もちろん、物理的に、また明らかに無謀なことは無理ですが、
それ以外のことは、たいがい対処していっているのです。
彼女は実は今年結婚したばかりで、まだ新婚さんなのですが、
一緒に起業する為に、
旦那様からの理解を得て、
18時には仕事を終えるように段取りして、
毎日家事をこなして、
仕事をしています。
2人で立ち上げた会社ですから、実際の営業活動以外でも、
女性にとって苦手なパソコンの立ち上げや、
プリンターやメカ類のこと、力仕事など、
全て自分達でやらなくてはいけません。
会社を設立してまだ1ヶ月なのに、
パソコンが初期不良で3回も壊れているのですが、
その時も彼女は、メカなんていじったこともないのに、
自分で説明書を読んで、電話をして、
分解して自力で直したりしていました…。
毎日が初めてのことばかりなのに、どんな依頼に対しても
彼女から「できない」という言葉を聞いたことがない。
どんなに苦手なことも、初めてのことも、
まずやってみる。
そして、自分なりに調べて、できる方法を考えて必ずやり遂げる。
本当に本当にすごいな~と思います。
その姿を見て逆に私が、「もっと頑張らないと!」と刺激をもらっています。
以前の会社から前本専務は、
「仕事ができる」ということで有名だったのですが、
その理由が、二人で働いて改めて分かりました。
全ては小さな1歩―
こうしてみると、
彼女はスーパーウーマンだから…って思われるかもしれません。
でも、もともと飛びぬけて天才!とか、
何もしなくても何でもできる!とか、
そうではないと思います。
(褒めてるのかどうなのかわからんね…ごめん(笑))
毎日毎日、1歩1歩、自分の幅を広げて、
着実に成長を積み重ねていっている結果なのだと思います。
今自分ができる範囲の仕事をしているだけでは、
失敗もないけれど成長はしない。
新しいことや未知のこと、苦手なことは、
一歩踏み出すのに勇気がいるけど、
その一歩が自分の成長に繋がって、
周りからみとめられる人になっていくのですね。